木島平びっくりりえたん            親バカ父ちゃん子育て日記

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集中砲火

オーストラリア人夫婦の旦那さんは
ダスティン・ホフマンに似ていて、
それを伝えると、
何度か言われたことがあるという話しでした。

1980年代初め頃に、
日本に来た時は、
ジョン・トラボルタが人気だったようで、
自分の名前がジョンなので、
多くの日本人の前で踊れと言われたことがあったようで、
今でももっとも恥ずかしかった出来事の一つだと
笑顔で話してくれました。

30年程度前では、
オーストラリアで誰も日本食など食べていなかったのに、
今ではどこでも食べられるほど
日本食は人気になっているという事です。
あんたもオーストラリアで、
日本食レストランができるとおだててもらったところで、
ボクは食堂から退散してきました。

今日は父の命日で、
こうして連日外国人から
集中砲火を浴びているボクを見ると、
父はなんと言うのか、
ふと想像してみると
なんだかにやけてしまいます。

パチンコと近鉄バッファローズしか興味のない父でしたが、
やっぱりボクは十分幸せでした。
母を送り、
ボクが己の責任をそれなりに果たすと、
ボクも早々に父の元へ行くことでしょう。


クワガタ採集
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初めての光景

馬曲温泉にお客さんを送って行った際、
露天風呂を覗いてみると、
なんと6,7人の入浴者全てが外国人でした。

背中に、バーンと刺青の入っている人もいて、
ちょっと引いてしまいましたが、
あんな光景は初めてです。

オーストラリア人のお客さんにすれば、
毛色が同じで良かったのか、悪かったのか。
仮にボクなら、
フランスに出かけて、
出かけた場所で出くわした人が全て日本人なら、
これまたちょっと引いてしまいます。

11歳と8歳の男の子がいますが、
二人とも黒縁の眼鏡をかけて学者風で、
どちらもかなりの美形です。

三週間を超える日本滞在で、
最後の数日間をうちで過ごしてくださいます。
これまでの夕食を宿の外で食べていたようですが、
うちは二食付きなので、
今夜もここで夕食を食べるとお母さんが言うと、
8歳の学者は、イエイ、と発して、ガッツポーズをしてくれます。

大阪からのフライトで帰国予定だそうですが、
その前日は、他のお客さんがあるから、
ここでは泊まれないんだとお父さんが言うと、
8歳の学者は、少々涙ぐんでくれていました。


というわけで、
父がなくなって10年が経ちましたが、
ボクは相変わらずここにいて、
仕事を続けています。

母は相変わらず親不孝の息子を、
野放しにしてくれています。

母も高齢なので、
近いうちにその日が来ることでしょう。
ボクは息子として
しっかり母を送ることができたなら、
ボクもすぐその後に続くことでしょう。

特段、欲もないし、
必要もないのに
大きな家に住みたいとか、
新しい車に乗りたいとか、
そんなこと考えたこともないし、
強いて言えば、
幼かった頃の子供らにもう一度会いたいなとか、
航と二人で魚釣りに行きたいなとか、
その程度です。

できるだけ母のそばにいてやりたいと思いますが、
それもままならないのが悔しいところです。

父がいれば、
なんと言って声をかけてくれるでしょうか。
残された時間も短いし、
そのうち再び父に巡り会えることでしょう。

おやっさん、ありがとな。

 

クワガタ採集

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丸9年

賑やかだったインドネシアからと、

オーストラリアからのお客さんがチェックアウトされ、

ホッと一息つけました。

 

皆さんといろんな話をしましたが、

なんだかもう忘れました。

その程度の事です。

 

あ、ひとつ思い出しました。

 

野沢へスキーに行くのに、

何故ウチに宿を決めたのか。

野沢には村中が宿ではないかと思われるほど、

たくさんの宿があるはずなのに、何故?

 

同じ雪国で、

あの白川郷よりびっくりりえたんがいい、

なんて、何故?

 

笑ってしまいます。

色々とおもしろい話をしてくれました。

感謝です。

 

飯山駅へオーストラリアのベンさんを送って行くと、

飯山駅前の駐車場や正面玄関には、

さほど混雑はなく、

スムーズにエスカレーターに乗って、

二階の改札口へ向かうことができました。

 

ところがその改札口ホールには、

溢れんばかりに外国人がいて、

切符売り場の窓口には行列ができていました。

 

これでは次の新幹線の切符が買えそうにないなと、

誰も並んでいない自動券売機の前に行き、

ボクは東京までの切符購入のため、

ベンさんに座席の指定をするかなどを聞きつつ、

そして説明しながら、画面上を操作し始めました。

 

飯山東京自由席の料金が表示され、

ベンさんが札を機械に挿入し、

細かいおつりがジャラジャラと出てきて、

そのおつりを手渡し、

これで大丈夫と後ろを振り返ると、

ベンさんとボクの後ろには

金髪の人達の長い行列ができていて、

何度も瞬きをするほど驚いてしまいました。

 

自動券売機には英語表示がなかったので、

ちょっと苦労するだろうと思いましたが、

ボクは駅員ではありませんので、

逃げるようにその場を後にしました。

 

少し時間があったので、

ベンさんはコーヒーを飲むと言って、

構内の茶店の前で短い挨拶をして、

ボクらは別れました。

 

驚きの飯山駅でした。

 

 

今日は朝から雨で、

とてもラッキーでした。

雪解けが進んでくれるので嬉しく思いますが、

まだまだこれからです。

 

 

昨日は父の命日で、

亡くなってから丸9年が経ちました。

やはり今年も実家に戻ることができず、

恥じ入るような思いです。

 

先日、高校山岳部時代の友人が電話をくれましたが、

ヤツも既に両親を亡くしていて、

ボクが法事などに全く関与していないことを話すと、

黙ってしまいました。

 

「おまえ、それはあかんやろ!」

 

と言いたかったに違いありません。

忙しい、忙しいと仕事に明け暮れていると、

そのうち罰が当たると言いたかったはずです。

 

それでもボクはふと除雪の手を停め、

降り止まぬ雪と遠くの山を見つめながら、

優しかった父だけを思い出します。

 

父を亡くした悔しさと、

お客さんが来てくれる嬉しさが混ざり合い、

一瞬、涙が溢れてくることがありますが、

無理やり両目に力を入れて現実に戻り、

雪を飛ばし続けるのです。

 

母にはいつものように詫びを入れて、

次の休みまで待ってもらうことにしました。

 

あかんねぇ、オレは。

 


クワガタ採集

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今日も二度除雪

父が逝って丸八年。

 

今日も二度の除雪の後、

お客さんと飲んで話して。

 

元気に暮らしています。

また行くからな。

 

 

飯山市 木島平村の宿泊

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仕事のお客さん

昨晩、宿泊してくださったお客さんは、
数年前に仕事でお越しになった方でした。

仕事のお客さんの多くは、5670円のプランで、
サンマを焼いたり、カツを揚げたりと、高野豆腐や切干大根を煮たりと、
おかずにごはんを提供していますが、
そのお客さんは、仕事でお見えの方には珍しく、
コース料理を食べてくださったようです。

それが美味しかったと覚えていてくださって、
昨晩もコース料理をご注文下さり、
一緒にお越しになった友人と宿泊してくださいました。

こんな長野県の外れの、山の中のちんけな宿まで、
わざわざお越しくださいます。
とても嬉しく思いました。

今日からまたしばらく弁当地獄が始まります。
しっかりやらないといけません。


昨日は父の誕生日で、
生きていれば、79歳になるはずです。
何度考えてみても、もうちょっと生きられたはずです。

実家に帰った時、

「ちょっとスパゲティ、やってみてくれや」

と言った父に、

「また今度するわ」

と断った自分を腹立たしく思います。

鶏のもも肉をいぶし、
サンマをマリネし、
自分の畑で採れた甘いトマトに、
モッツアレラチーズ、バジルを挟み、
そんなものを食べてもらおうとすると、

きっと父は、

「なんやこれ?」

と目を丸くするでしょう。

残念です。


翼は眠いようで、
机の前で椅子にもたれて眠っています。
航は隣の部屋で、女房とテレビを見ています。
涼子はまだ戻りません。
遅いなぁ、あの娘は。

さ、先にメシにするか。



飯山市 木島平村の宿泊
 
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無責任

今年もまたここにいて、
父の七回忌だと言っても、
奈良に戻ることはできませんでした。

父が亡くなった年は、
積雪も少なく、仕事も都合がつけ易かったのですが、
あの年以後、この時期に帰ることがなかなか難しく、
それゆえ法事は全て母任せで、
相変わらず無責任な息子を続けています。

りんごのケーキを焼き、花豆を煮て、
父が好きだったジャムパンや、コーヒー、
新潟のあられなどを買って、
それらを適当に箱に詰め、
奈良に送りました。

除雪をしていると、
突然泣けてくることは今でもあります。
森の木々に被った白い雪を見ていると、
本当にいなくなったのかと、
今でも不思議に思います。
無念でなりません。

またそのうち帰ることにしよう。



木島平スキー場の宿泊
 
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五年経過

こんな場所から消え去って、
出かけてみたいと思う場所は決まって、
家族四人でいる場所で、
そこには父がいて、母がいて、弟がいて、
浜辺で遊んでいたり、
ラーメンを食べていたり、
野球を見ていたり、
やはり一番幸せだった子供時代なのです。

もうちょっと生きていれば、
無愛想な涼子のツラも見られただろうし、
翼と計算の速さを競うこともできただろうし、
航とキャッチボールもできたことでしょう。

五年も経ってしまうと、
あの頃のように、毎日涙が出ることはなくなりましたが、
それでも、ひとり湯船に浸かっているとき、
ひとり便所で座っているとき、
ひとり運転をしているとき、
わけもなく、つらくて、悔しくて、悲しくて、
顔がくしゃくしゃになって、
泣いていることがあります。

本当は泣き続けていたいはずなのに、
無理やりそれを堪え、
怒った顔を作って、日常に戻り、
自分の意志とは裏腹に、
瞳をこらし、爪を研ぎ直すのです。

もうやめてもいいかと思うことはしばしばですが、
不思議とまだ続けています。

父が今のボクの暮らしを見ると、
なんと言うのでしょう。

笑われるのか、ちょっとは誉めてもらえるのか。
まぁ、そんなこともどうでも良くなってしまいました。

父がしてくれた事を、
ボクも子供にしてやる毎日です。

深夜のラーメン。
行きたいよなぁ。


木島平スキー場の宿泊
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新装百貨店

母からお菓子とチビ達へのシャツが届きました。

なんでも大阪阿倍野にある百貨店が改装され、
それに出かけたようです。

ボクが知る限り、
大がかりな改装は二度目で、
改装してからのこの百貨店はとてもつまらなくなりました。

ボクは大阪で子供時代を過ごしていて、
この阿倍野の百貨店には何度も連れていってもらっています。

母の買い物について回るのは地獄のような時間でしたが、
屋上遊園地で小さなジェットコースターに乗せてもらったり、
喫茶店でクリームソーダとホットケーキを
食べさせてもらったことなどは、
折に触れて思い出します。

改装してからは屋上遊園地はないし、
小粋な茶店もない。
門構えばかりが立派で、豪華で、ピカピカしているばかりです。

改装前、初代の百貨店は良かった。
これまでの人生の中で、
もっとも幸せだった時間を過ごせた場所のひとつでした。

生きていれば父が77回目の誕生日を迎えた9月6日、
母は父とも出かけたこの百貨店へひとりで出かけ、
おみやげを送ってくれました。


飯山 木島平の宿泊
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丸四年

昨日は吹雪で、今日は快晴。

昨日のスキー教室は航で、今日は翼。

どちらも楽しく滑ってきたのは、
一見疲れたようで、ホッとした顔を見ればわかります。

夕方6時前に、
チビ達三人とも、食事をしていました。

お腹がいっぱいになり、
心地良い疲れと共に、
風呂も入らず、翼と航は眠ってしまいました。

風呂にいれるのは、
ボクの仕事が一段落した後で、
眠っていた航は、ぐずぐず言い始めました。

無理もありません。

お風呂に入っていただき、
頭を洗わせていただき、
身体を洗わせていただき、
全身を温めていただきます。

ぐずぐずは風呂からあがっても、
そのまま続いていました。

ボクの一喝が、ぐずぐずに終止符を打ちます。

そんなこんなで、
父が亡くなって丸四年が経ちました。

変わらず、仕事に追われ、
子供に振り回されるボクを見ると、
父はなんと言うでしょうか。

あの男から、
今年もソフトバンク戦のロハ券が送られてきました。

父と二人で、
ソフトバンクーオリックス
なんてのを藤井寺球場で見てみたく思います。
帰りにパチンコ行って、上がりでラーメン食べて、
タクシー飛ばして帰ってこぉ。
ありがとな。


木島平スキー場 野沢温泉スキー場の宿泊
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優しさ

覚悟はしていましたが、
今日もとても忙しく、その上なんだか気分がすぐれず、
普段以上にくたびれています。

今、この日記で確かめてみましたが、
父が亡くなって、もう丸四年も経つようです。

四年前の今日、母から呼び出されて、
家族みんなで奈良に戻りましたが、
今年のような予約状況だと、
奈良にも戻れず、仕事を続けていたことでしょう。

父はお客さんも少なく、雪も少ない時期を選んで逝ってくれました。

未だ、なぜ、父と会っていないのか、
なぜ、父がいないのか、
よく理解できません。

時と場所を選ばず、
無性に泣きたくなる事がありますが、
それはいつなくなるのか。
親不孝を続けた者の定めなのかもしれません。


木島平スキー場 野沢温泉スキー場の宿泊
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