木島平 ペンション びっくりりえたん   親バカ父ちゃん子育て日記

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丸9年

賑やかだったインドネシアからと、

オーストラリアからのお客さんがチェックアウトされ、

ホッと一息つけました。

 

皆さんといろんな話をしましたが、

なんだかもう忘れました。

その程度の事です。

 

あ、ひとつ思い出しました。

 

野沢へスキーに行くのに、

何故ウチに宿を決めたのか。

野沢には村中が宿ではないかと思われるほど、

たくさんの宿があるはずなのに、何故?

 

同じ雪国で、

あの白川郷よりびっくりりえたんがいい、

なんて、何故?

 

笑ってしまいます。

色々とおもしろい話をしてくれました。

感謝です。

 

飯山駅へオーストラリアのベンさんを送って行くと、

飯山駅前の駐車場や正面玄関には、

さほど混雑はなく、

スムーズにエスカレーターに乗って、

二階の改札口へ向かうことができました。

 

ところがその改札口ホールには、

溢れんばかりに外国人がいて、

切符売り場の窓口には行列ができていました。

 

これでは次の新幹線の切符が買えそうにないなと、

誰も並んでいない自動券売機の前に行き、

ボクは東京までの切符購入のため、

ベンさんに座席の指定をするかなどを聞きつつ、

そして説明しながら、画面上を操作し始めました。

 

飯山東京自由席の料金が表示され、

ベンさんが札を機械に挿入し、

細かいおつりがジャラジャラと出てきて、

そのおつりを手渡し、

これで大丈夫と後ろを振り返ると、

ベンさんとボクの後ろには

金髪の人達の長い行列ができていて、

何度も瞬きをするほど驚いてしまいました。

 

自動券売機には英語表示がなかったので、

ちょっと苦労するだろうと思いましたが、

ボクは駅員ではありませんので、

逃げるようにその場を後にしました。

 

少し時間があったので、

ベンさんはコーヒーを飲むと言って、

構内の茶店の前で短い挨拶をして、

ボクらは別れました。

 

驚きの飯山駅でした。

 

 

今日は朝から雨で、

とてもラッキーでした。

雪解けが進んでくれるので嬉しく思いますが、

まだまだこれからです。

 

 

昨日は父の命日で、

亡くなってから丸9年が経ちました。

やはり今年も実家に戻ることができず、

恥じ入るような思いです。

 

先日、高校山岳部時代の友人が電話をくれましたが、

ヤツも既に両親を亡くしていて、

ボクが法事などに全く関与していないことを話すと、

黙ってしまいました。

 

「おまえ、それはあかんやろ!」

 

と言いたかったに違いありません。

忙しい、忙しいと仕事に明け暮れていると、

そのうち罰が当たると言いたかったはずです。

 

それでもボクはふと除雪の手を停め、

降り止まぬ雪と遠くの山を見つめながら、

優しかった父だけを思い出します。

 

父を亡くした悔しさと、

お客さんが来てくれる嬉しさが混ざり合い、

一瞬、涙が溢れてくることがありますが、

無理やり両目に力を入れて現実に戻り、

雪を飛ばし続けるのです。

 

母にはいつものように詫びを入れて、

次の休みまで待ってもらうことにしました。

 

あかんねぇ、オレは。

 


クワガタ採集

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今日も二度除雪

父が逝って丸八年。

 

今日も二度の除雪の後、

お客さんと飲んで話して。

 

元気に暮らしています。

また行くからな。

 

 

飯山市 木島平村の宿泊

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仕事のお客さん

昨晩、宿泊してくださったお客さんは、
数年前に仕事でお越しになった方でした。

仕事のお客さんの多くは、5670円のプランで、
サンマを焼いたり、カツを揚げたりと、高野豆腐や切干大根を煮たりと、
おかずにごはんを提供していますが、
そのお客さんは、仕事でお見えの方には珍しく、
コース料理を食べてくださったようです。

それが美味しかったと覚えていてくださって、
昨晩もコース料理をご注文下さり、
一緒にお越しになった友人と宿泊してくださいました。

こんな長野県の外れの、山の中のちんけな宿まで、
わざわざお越しくださいます。
とても嬉しく思いました。

今日からまたしばらく弁当地獄が始まります。
しっかりやらないといけません。


昨日は父の誕生日で、
生きていれば、79歳になるはずです。
何度考えてみても、もうちょっと生きられたはずです。

実家に帰った時、

「ちょっとスパゲティ、やってみてくれや」

と言った父に、

「また今度するわ」

と断った自分を腹立たしく思います。

鶏のもも肉をいぶし、
サンマをマリネし、
自分の畑で採れた甘いトマトに、
モッツアレラチーズ、バジルを挟み、
そんなものを食べてもらおうとすると、

きっと父は、

「なんやこれ?」

と目を丸くするでしょう。

残念です。


翼は眠いようで、
机の前で椅子にもたれて眠っています。
航は隣の部屋で、女房とテレビを見ています。
涼子はまだ戻りません。
遅いなぁ、あの娘は。

さ、先にメシにするか。



飯山市 木島平村の宿泊
 
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無責任

今年もまたここにいて、
父の七回忌だと言っても、
奈良に戻ることはできませんでした。

父が亡くなった年は、
積雪も少なく、仕事も都合がつけ易かったのですが、
あの年以後、この時期に帰ることがなかなか難しく、
それゆえ法事は全て母任せで、
相変わらず無責任な息子を続けています。

りんごのケーキを焼き、花豆を煮て、
父が好きだったジャムパンや、コーヒー、
新潟のあられなどを買って、
それらを適当に箱に詰め、
奈良に送りました。

除雪をしていると、
突然泣けてくることは今でもあります。
森の木々に被った白い雪を見ていると、
本当にいなくなったのかと、
今でも不思議に思います。
無念でなりません。

またそのうち帰ることにしよう。



木島平スキー場の宿泊
 
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五年経過

こんな場所から消え去って、
出かけてみたいと思う場所は決まって、
家族四人でいる場所で、
そこには父がいて、母がいて、弟がいて、
浜辺で遊んでいたり、
ラーメンを食べていたり、
野球を見ていたり、
やはり一番幸せだった子供時代なのです。

もうちょっと生きていれば、
無愛想な涼子のツラも見られただろうし、
翼と計算の速さを競うこともできただろうし、
航とキャッチボールもできたことでしょう。

五年も経ってしまうと、
あの頃のように、毎日涙が出ることはなくなりましたが、
それでも、ひとり湯船に浸かっているとき、
ひとり便所で座っているとき、
ひとり運転をしているとき、
わけもなく、つらくて、悔しくて、悲しくて、
顔がくしゃくしゃになって、
泣いていることがあります。

本当は泣き続けていたいはずなのに、
無理やりそれを堪え、
怒った顔を作って、日常に戻り、
自分の意志とは裏腹に、
瞳をこらし、爪を研ぎ直すのです。

もうやめてもいいかと思うことはしばしばですが、
不思議とまだ続けています。

父が今のボクの暮らしを見ると、
なんと言うのでしょう。

笑われるのか、ちょっとは誉めてもらえるのか。
まぁ、そんなこともどうでも良くなってしまいました。

父がしてくれた事を、
ボクも子供にしてやる毎日です。

深夜のラーメン。
行きたいよなぁ。


木島平スキー場の宿泊
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新装百貨店

母からお菓子とチビ達へのシャツが届きました。

なんでも大阪阿倍野にある百貨店が改装され、
それに出かけたようです。

ボクが知る限り、
大がかりな改装は二度目で、
改装してからのこの百貨店はとてもつまらなくなりました。

ボクは大阪で子供時代を過ごしていて、
この阿倍野の百貨店には何度も連れていってもらっています。

母の買い物について回るのは地獄のような時間でしたが、
屋上遊園地で小さなジェットコースターに乗せてもらったり、
喫茶店でクリームソーダとホットケーキを
食べさせてもらったことなどは、
折に触れて思い出します。

改装してからは屋上遊園地はないし、
小粋な茶店もない。
門構えばかりが立派で、豪華で、ピカピカしているばかりです。

改装前、初代の百貨店は良かった。
これまでの人生の中で、
もっとも幸せだった時間を過ごせた場所のひとつでした。

生きていれば父が77回目の誕生日を迎えた9月6日、
母は父とも出かけたこの百貨店へひとりで出かけ、
おみやげを送ってくれました。


飯山 木島平の宿泊
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丸四年

昨日は吹雪で、今日は快晴。

昨日のスキー教室は航で、今日は翼。

どちらも楽しく滑ってきたのは、
一見疲れたようで、ホッとした顔を見ればわかります。

夕方6時前に、
チビ達三人とも、食事をしていました。

お腹がいっぱいになり、
心地良い疲れと共に、
風呂も入らず、翼と航は眠ってしまいました。

風呂にいれるのは、
ボクの仕事が一段落した後で、
眠っていた航は、ぐずぐず言い始めました。

無理もありません。

お風呂に入っていただき、
頭を洗わせていただき、
身体を洗わせていただき、
全身を温めていただきます。

ぐずぐずは風呂からあがっても、
そのまま続いていました。

ボクの一喝が、ぐずぐずに終止符を打ちます。

そんなこんなで、
父が亡くなって丸四年が経ちました。

変わらず、仕事に追われ、
子供に振り回されるボクを見ると、
父はなんと言うでしょうか。

あの男から、
今年もソフトバンク戦のロハ券が送られてきました。

父と二人で、
ソフトバンクーオリックス
なんてのを藤井寺球場で見てみたく思います。
帰りにパチンコ行って、上がりでラーメン食べて、
タクシー飛ばして帰ってこぉ。
ありがとな。


木島平スキー場 野沢温泉スキー場の宿泊
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優しさ

覚悟はしていましたが、
今日もとても忙しく、その上なんだか気分がすぐれず、
普段以上にくたびれています。

今、この日記で確かめてみましたが、
父が亡くなって、もう丸四年も経つようです。

四年前の今日、母から呼び出されて、
家族みんなで奈良に戻りましたが、
今年のような予約状況だと、
奈良にも戻れず、仕事を続けていたことでしょう。

父はお客さんも少なく、雪も少ない時期を選んで逝ってくれました。

未だ、なぜ、父と会っていないのか、
なぜ、父がいないのか、
よく理解できません。

時と場所を選ばず、
無性に泣きたくなる事がありますが、
それはいつなくなるのか。
親不孝を続けた者の定めなのかもしれません。


木島平スキー場 野沢温泉スキー場の宿泊
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夢のひとつ

おじさん達の仕事が終わりを迎え、
我々夫婦も長く続いた仕事に、
ひとまず区切りがつきます。

今夜はピザとビールだけでいい、
ということで、ボクにすれば、楽なものです。
今朝、先にチェックアウトされた
お客さんの部屋や布団、シーツの掃除、洗濯に、
女房が朝から忙しく動いていたのとは対照的です。

昨日部屋の気温は22.8度まで下がり、
涼しいとは言えず、寒いくらいでした。
今日の日中、外はとても暑く感じましたが、
部屋の中はとても過ごしやすいものでした。


明日、どこかへ遊びに行ってやろうと、
おやつとビールを買うため、
飯山市内へ出ました。

周辺は、田んぼがすっかり黄色くなり、
夏と秋が入り交じった色合いになっています。

車の中のカセットのスイッチを入れると、
ニューヨークを想像させる、
「ステインアライブ」や「愛はきらめきの中に」が聞こえてきて、
木島平や飯山ほどこの曲が似合わない場所もないなぁ、
などと千曲川を眺めながら、ハンドルを握っていました。

そう言えば、
飲み屋で「愛はきらめきの中に」を歌ったとき、
リクエストをもらったなぁ、
いやいや、郷ひろみの「ハリウッドスキャンダル」を歌ったら、
1万円をもらったなぁ、などと、
ひとり若い頃を思い出し、ニタニタしていました。

20世紀最悪の発明品として、
イギリスでカラオケが上げられていると、
随分前に何かの記事で読んだ記憶がありますが、
そのイギリスで、いつかこのHow deep is your loveを
歌ってやって、地元民をぎゃふんと言わせたく思っています。
誰かが1ポンドくらいくれるかもしれません。

イギリス滞在中、
ビージーズの誰かが亡くなったと、
教室の中で友人達が話していましたが、
下宿の奥さんに聞くと、それはビージーズのメンバーではなく、
マネージャーだかメンバー以外の人でした。
ですが、時は流れ、三人兄弟のうち二人が亡くなっていたと思います。
ひとりはまだ、つい最近だったように思います。
彼らのナマ歌が聴ける事はありません。

サタデーナイトフィーバーが流行ったのは、
ボクが中一か中二の頃でしたが、
もうじき四十年くらい経つなんて、他人事のようにしか思えません。

残念です。


夏を終えると、
毎年、ちょっとした充実感みたいなものがあります。
子供に対する責任も、果たさないといけないとも思っていますが、

ホントのところは、
小銭を財布に入れて、
父と二人で、オリックスーソフトバンクなんかを
観に行ければ一番いいと考えます。

オリックスーソフトバンクは、近鉄阪急連合ー南海で、
日生球場か藤井寺球場のような味のある球場がいいです。
真新しい球場は味気なくていけません。
空港と同じです。味気ない。

野球観て、大声出して、
帰りにラーメン食べて、
タクシー拾って帰る。

夢のような話です。

残念です。

け、ぺーな。

なんでエスパニョール!


信州温泉

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サンマを食べて

東北・関東チームのおじさん達の
打ち上げ、飲み会がありました。

思いのほか、早く終わって、
ホッとしています。


昼にサンマを焼いて食べました。
新鮮なサンマに大根おろしをたっぷりかけて食べました。

数年前の秋、
奈良から遊びに来た父が、

「このサンマ、焼けてんのか?
 お母ちゃんのサンマ、真っ黒やけどなぁ」

とオーブンで、とりあえず、きれいに焼けたサンマを見て、
父は驚いていました。

もう焼いてやる事はありません。
生きていれば父は今日で76歳。
残念です。


信州温泉

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